未経験の初学者が行政書士試験と宅建士試験に短期間で合格した勉強法♪
自分の経験をもとに合格するためのポイントをお伝えします!
資格試験に共通する学習方法を知れば誰でも合格できると思います♪
一時期資格試験にハマって、手ごろな資格を取得する楽しみを持っていました。
時間が余っていた時期にやることがなかったので「ヒマなので資格とってみた」という軽いノリでしたが、
「勉強が楽しかったこと」と「勉強法がハマったこと」によち、それなりに結果を出すことができました。
結構多くの方が毎年受験されている資格ばかりなので、
もしかしたらお役に立てるかと思い、当時の勉強法を記事にまとめてみようと思います。
ちなみに合格した資格は「行政書士、宅建士、FP2級、簿記3級」です。
程度の違いはあれど、どれもきちんと勉強すれば誰でも合格できる難易度かと思います。
- どのくらいの期間勉強した?
宅建士 : 約一か月
行政書士 : 約二か月
- 学校や勉強環境は?
過去問とテキストを中心にした独学。学校に行く必要はないと思います。
- 合格するためのポイントは?
知識を体系的に理解するよりも瞬発的に過去問に答えられるように訓練する
この記事では「行政書士、宅建士」で実践した勉強方法をお伝えしますが、
「FP2級、簿記3級」もやり方は同じです。
というよりもその二つは過去問と問題集のみで合格したので、お伝えする内容はあまりないです。
試験学習のポイント
- 想起学習を意識して記憶する
→ 思い出す練習が9割 - 過去問で一問一答を繰り返す
→ 間違った問題をできるまでやる。できてからも繰り返す! - 参考書で覚えようとしない
→ 先を予測しながら読み進める。参考書は知識の確認に使う
\ 勉強の心構え /
学習計画の構成
勉強のポイント
- 雑誌を読むようにして最初から最後まで適当に読み流す
- どこに何があるかを雑誌のようにざっくりと把握する
- できる範囲で目次を思い出す→どこに何が書いてあったかを思い出す程度でOK
- 可能な限りの年数をさかのぼって解きまくる(少なくとも10年以上)
- 満点を取れるまで何度もやる
- 手を付けた過去問を解いてから新しい過去問に手を付けるを繰り返す
例 4/1「2000年」
4/2「2000年+2001年」
4/3「2000年+2001年+2002年」…
- 覚えのある知識が出てきたら過去問を思い出してみる感覚
- 「この用語が出てきたからこういう説明がくるかな」くらいでOK
- 先読みを答え合わせしながら読み進めていく
学習方法の根拠
①想起学習が最強の勉強法
想起学習の有効性は数多くの実験により報告されています。
テキストを繰り返し読む、見たままを書き写すような学習と比べても、はっきりと効果の高さが見られています。
ポイントは「思い出すときには何も見ない」ことです。
記憶から引っ張り出そうと脳に負荷を掛けることで、記憶が強固になるイメージです。
ただし、こうした学習はあまり気持ちのいいものではないかもしれません。
というのも、思い出そうとした時に思い出せない気持ち悪さと向き合わないといけないからです。
テキストにサッと線を引いて勉強した気になったり、
頑張って読解したテキストをササッと素早く読める快感とは真逆の反応に晒される。
そんな苦痛を受け入れる必要があります。
思い出す作業(苦労)をすることで記憶が作られる。
見ただけで記憶できる人はほとんどいないので、
記憶するためには繰り返し思い出す作業が必要だと思います。
経験上、繰り返しアウトプットをした回数が多ければ多い程、記憶の実感がそれに伴って高まっていきました。
以上となります。
それぞれの試験で細かい対策は必要ですが、
資格試験の勉強においては「想起学習」が学習の核となることは共通しています。
そして過去問を繰り返すことで試験問題の傾向や空気感が掴める点も同じです。
試験の方向性を肌で感じ取れば、テキストを読んだり問題集を解く時でも効率的な学習になりやすいです。
知識がどのような問われ方をするかがぼんやりとわかっているだけでも、
記憶の仕方や知識の取り入れ方が大いに変わってきますので、
負荷が高いわりに効果の低い無機質な暗記から、効率的で有効な形で知識を覚えられるようになるはずです。
今回は細かい科目の対策ではなく、資格試験勉強法の原則についてお話しさせていただきました。
またの機会があれば、法律初学者がどのように民法等を勉強したかについてお伝えできればと思います。
それでは勉強頑張ってみてください。