週末限定の隠れ家的な和菓子屋

趣ある古民家で手掛けられる絶品和菓子

創作系の大福やあんみつは味わったことのない美味

隠れた名店を見つけた喜びを味わえる♪

多くの人が行き交い賑わいを見せる谷中銀座

その一角に現れるこじゃれた立て看板に従って進んだ先にある和菓子のお店

路地裏に入り込むと感じる密かな高揚感を味わいながら進むとすぐにお店が姿を現す。

手書きのメニューが張り出された立て板の横には、鮮やかな藍色ののれんが掲げられている。

静寂な佇まいの中に華やかさを感じさせる、こじゃれた店構えがどこか谷中らしい。

商品は定番と創作系和菓子が取り揃えられていて、どれもこだわりの手作りをされていて非常においしい

どれも手間が掛かっていることが伝わり、とても丁寧な仕事をされている。

また、こちらの魅力は商品だけでなく建物にもある。

同居する建築事務所が手掛けられた民家の内装がとても趣ある装いをしている。

こういう店を知っていると自慢したくなる隠れ家的な和菓子の名店さんだ。

お店の雰囲気

日暮里・千駄木の両駅から徒歩5分ほどの場所にある和菓子屋

路地裏にある隠れ家的なお店

手仕事が伝わってくる品書きが印象的

洗練された空間が素敵です

店名は空薫と書いて「そらだき」と読みます。

空間に薫りが漂うという「お香」の用語そのままに、とてもいい雰囲気が漂っています。

質感の異なる木材を上手にあつらえた落ち着きある空間。

古き良き民家の光景が美しくよみがえる。

ひとつひとつのインテリアが趣のある深みを感じさせる。

メニュー

季節やその日によってラインナップが変わります。

豆大福やお赤飯はほぼ通年並んでいる印象。

料理紹介

あんみつ(ココナッツ) : ココナッツムースと黒蜜が相性バッチリ!

  • ココナッツムースが和の甘味とこれほど合うとは驚き!
  • 丹波黒の煮豆芋ようかんがとても品のいい味わい♪
  • 完璧にまとまった味に新たな王道の予感がする
  • 700円

初めて出合う味ながら完成度がめちゃめちゃ高い

食べたことのない味に驚くが、それでいてすごく安心する味をしている。

創作あんみつではあるが、今後の定番として流行るのではないかと思う出来栄えだ。

ふわっとした軽やかなココナッツムースの香りと甘みが絶妙。

きめ細やかなこしあん、豆の上品な風味を楽しめる黒豆煮がとても良く合う。

そこにナツメがキリッと効いた芋ようかんが抜群のアクセントになっている。

すべてが完璧に調和して、とてもまろやかな美味を生む。

それぞれの具材が口の中で混ざり合って美味しさを高めあっている。

考え抜かれた組み合わせが素晴らしい逸品だ。

主役の寒天も優れた仕上がりをしている。

つるりとした食感、さらりと崩れるみずみずしさは間違いなく一級品。

沖縄県産の黒糖を使用している黒蜜は、サラサラの液体タイプ。

お店の方から「少しずつかけてみてください」と助言を頂きました。

たしかにいっぺんに掛けると、ほかの具材の香りも飛んでしまうし大味になってしまいそう。

マンゴー大福 : マンゴーの甘みをヨーグルトの酸味が引き立てる♪

  • 餡にヨーグルトクリームチーズを使用
  • ドライマンゴーが餡に包まれてしっとりしている
  • ココナッツの粉末が餅皮に付いていて風味豊かな一品
  • 370円

ドライマンゴーがヨーグルトとクリームチーズの餡に混ざって柔らかくなっている。

凝縮されたマンゴーの甘み餡のほのかな酸味と合わさって味が際立つ。

この組み合わせにココナッツの香りが加わり、味に奥行きが生まれている。

めちゃめちゃおいしい♪

その他 : 塩大福

  • 創作系だけではなく定番の和菓子もあり〼
  • キレイに伸ばされた餅皮がたっぷりのあんこと口の中で溶け合う♪
  • ゴロリとした小豆は柔らかくて上品な風味♪

営業時間・アクセス

店名 空薫 (そらだき)
住所 〒110-0001 東京都台東区谷中3丁目11−12
営業時間 金・土・日曜日 12:00~18:00
定休日 月曜日~木曜日
※2024年時点

谷中銀座を千駄木方面に進むと左手に看板が見えます。アクセサリー屋さんの手前です。

その先の細い道を進めばお店があります。

地図

JR各線「日暮里駅」北口より徒歩5分

東京メトロ千代田線「千駄木駅」2番出口より徒歩5分

周辺情報

グルメ

一寸亭

チャーハンが有名な谷中銀座の町中華のお店。

メニューは少なめだが、どの料理もおいしいので注文に迷う。

冷凍餃子の持ち帰りもあるのでとても助かる。